レポート:CLUB-CHROアカデミー「CANTERA(カンテラ)」 ~第3期第2回目「ビジョンからはじまる人事施策の一貫性」開催

経営戦略の傍らで「次の一手」を可能にする人・組織づくりを担うCHRO。CANTERAはその責務を担う人事責任者・担当者に向けた講座です。第3期第2回目の講座を 2019年4月11日に開催しました。CANTERAがテーマが毎回変わる連続講座のため、単発参加も受け付けているのが特徴です。今回初参加の方も複数いらっしゃいました 。

人事戦略は経営戦略に連動し、経営戦略は時代認識のもとにたてられる

人事戦略は経営戦略に連動してたてられ、経営戦略は時代認識のもとでたてられていく…という前提のもと、今回は時代認識から話題を開始しました。時代を俯瞰してみると、景気の動向に左右された採用市場の動向、また経営の厳しさが増す時代に取り入れられた評価制度のトレンドなど変遷を経てきていることが伺えます。

流れを押さえたうえで「では今の時代は?」というテーマで、最初のグループディスカッションをおこないました。「RPA等が発達する中、人がやる仕事の質が変わっていくのではないか。それに従って必要なスキルもマインドも変わっていくことが見込まれる」といった話題が複数のテーブルであがり、「今」まさに直面している変化を感じさせます。

経営ビジョンは、業務執行と連動しなければ意味がない

次に、経営戦略と連動した人事戦略の事例を見ながら、ビジョンからはじまる一貫性について話が進みました。「ビジョンの普段使い」という言葉をCANTERAでは使っていますが、ビジョンは掲げられるだけでは意味がなく、日常の行動にとりこまれて初めて組織の強みとなります。

講座中にいくつか事例を紹介しながら、各テーブルでも自社のビジョン・ミッション・バリューがどういうものであるか、それぞれ紹介し合ってもらいました。「企業統合があり、これからビジョンをつくるところだ」という会社の方もいらっしゃり、会社の節目に改めて問われるものでもあることも実感されます。

「組織風土」は、組織の模倣困難性を形成する重要な要素

今回の最後のテーマは「組織風土」です。組織メンバーの行動が積み重なってできる「組織風土」は、組織の模倣困難性を形成する重要な要素です。組織でよく使われる言葉、皆が黙認している行動一つひとつが組織風土を形成していくといった事例が紹介され、確かに思い当たる点があるといった感想も寄せられました。

アンケートではまた、「参加者同士の話が役に立つ」という声も多く記されました。開始前にテーブルごとでの自己紹介からはじまり、講義中にも3回ほどディスカッションの時間を設ける進行がCANTERAのスタイルです。相互のリアルな事例から学べる機会としてもぜひご活用ください。

次回は組織のメカニズムと人事戦略をテーマとして開催します。CANTERAはスポット受講も可能ですので、お読みになられてご関心をいただけましたら、ぜひ下記から詳しい講座案内をご覧ください。

CANTERA第3期へのご参加はこちらから。