「ストレスチェック義務化直前!メンタル不調者0(ゼロ)を目指す5つのステップ」セミナー開催レポート

2015年9月28日(月)に「ストレスチェック義務化直前!メンタル不調者0(ゼロ)を目指す5つのステップ」関するセミナーを弊社ミーティングルーム(東京都文京区)で開催いたしました。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。10/15(木)に次回開催も決定しているセミナー。定員5名と少人数ですので「他参加者との距離が近すぎて抵抗がある」方もいらっしゃるかもしれません。
 
半面、少人数ですので互いに意見を交換しあったり当方にも相談しやすい雰囲気もあります。レポートではそんな雰囲気と内容についてご紹介できればと思っております。

セミナーの流れ

セミナーは当健康人事委員会の前田徹也が登壇。また後半では当日オブザーバーとして同プロフェッショナルメンバーの宮嶋邦彦社会保険労務士もディスカッションに加わり、ざっくばらんな雰囲気の中お話をさせていただきました。
 

会場の様子

当セミナーは3社4名の人事担当責任者がご出席。みなさんとても真剣な眼差しで話を聞かれていたのが印象的。労働安全衛生法と安全配慮義務といったリーガル面にご興味がありつつ、ストレスチェックの運用ポイントといったレギュレーションに関心がおありのご様子で、気になられているポイントなどでは、細かくメモを取る音が響いておりました。

「事例が聞けて参考になった」「安全衛生委員会のありかたを今一度再考するきっかけになった」といったお声を頂きました。

セミナー内容

セミナー第1部では弊社代表の前田徹也がお話をさせていただきました。

  1. ストレスチェックが行われる背景
  2. 法令について
  3. 安全衛生委員会の活用
  4. ストレスマネジメント
  5. 人事ポリシーの策定と人事処遇制度再構築の流れ

についてスライドを用いてお話をさせて頂きます。健康人事委員会の特徴は「ストレスチェック対応」「安全衛生委員会の運用」を〝社員がいきいきと働くことができる組織戦略のきっかけ〝にするという点です。

まずは、少子高齢化が進む時代背景における労働力の確保、生産性の向上という観点で国がそれらを阻むものを取り除く施策を行うという事。日本再興戦略改正2015による雇用制度改革、人材力の強化の推進や現在、第3次産業の労働災害による死傷者が増加傾向にあり、特に小売業、社会福祉施設、飲食業での増加、第3次産業に国が注目している現状や背景。また労災認定件数が3年連続過去最高更新中など、精神障碍についての説明がありました。

労働安全衛生法の改正はこうした背景のもと、2014年12月に行われ安全衛生委員会(衛生委員会)を主体にしたストレスチェックが義務化。ストレスチェックは安全衛生委員会(衛生委員会)の運用状況を再確認する必要が出てきたということについて、宮嶋邦彦社会保険労務士によるミニレクチャーがありました。

特に印象に残ったのは、何事もしっかりとエビデンスとして議事録を残すことの重要性です。過去、裁判となった事例では、安全衛生委員会(衛生委員会)での取り組みと議事録が最重要な鍵だという話を、多くの係争案件に携わっていた実体験からお話しを頂きました。

またストレスチェック対応を行った後「結果を組織戦略にどう生かしていくのか」という視点から、そもそも高ストレス者を出さない組織作りのヒントとしてFFS理論の話しがありました。FFS理論を活用した組織づくりについては次回10月15日(木)のセミナーでより詳しくお伝えさせていただく予定です。

触りをお伝えいたしますと、「ストレスの定義」を共通項として持つこと。「良いストレスと悪いストレスがある」「悪いストレスが発生するときは99%人間関係による」といった点がポイントになります。組織づくりのコナーでは、皆さま「うんうん」と深く頷きを繰り返されていました。

最後に人事ポリシーの策定と人事処遇制度のご説明。ストレスチェック義務化も安全衛生委員会の活動も、最後に行きつく先は組織風土の醸成だという事が私たちのお伝えしている『元気で健康な仲間(職場)は企業成長の源泉である』そういった職場の風土作りを人事総務部門が主導して行わなければ。今後の継続的な企業成長はないのではないかとの話で締めくくられました。

セミナーは、講師の話を聞いて質疑応答で終了という流れを想像されていると思います。本日の質疑応答コーナーでは主に産業医との関わり方への質問や、労働基準監督署への対応方法などについて、疑問や課題を話題として、小規模セミナーだからこそ感じることができる和やかな雰囲気のなか、セミナーは終了いたしました。